2019年に代官山にて開催された、藤井フミヤさんの16年ぶりとなる個展 『THE DIVERSITY多様な想像新世界』。個展を拝見し、記事にてご紹介させて頂いてから、この方はものすごい才能を持った方なんだな、しかもかなりかっこいい、なんだこの素敵な大人は、とその魅力に惹かれはじめておりました。
そして先日、たまたま音楽番組であの名曲「TRUE LOVE」を歌ってらっしゃるのを聴き、その歌声の素晴らしさにこの方は奇跡の人なんじゃないかと、ついつい番外編の記事を書いてみたくなり今に至ります。少しだけ長くなってしまいますが、お付き合いください。
まず藤井フミヤさんの魅力その①
“ なんといってもその歌声。そして声。”
お話している普通の声もイケメン。歌うとそれに透明感、まろやかさ、奥行き、色気、波動、なんだかすごいものがたくさん乗っかり、聴き惚れます。「中毒性」があるな。というのが素直な感想でした。もっと聴きたい、ずっと聴いていたい、他の曲も聴きたいと思わせる「中毒性」。きっとこれを持った歌手の方って多くはないんじゃないかなと個人的に思います。
藤井フミヤさんの魅力その②
“楽曲の豊富さと、その幅の広さ”
1983年にチェッカーズのリードボーカルとしてデビューし、1993年にソロ活動を開始してからも常に様々なヒット曲を生み出し続けています。(300曲くらいまではカウントできましたが、それ以上は断念。ものすごい数。)
ソロデビュー作「TRUE LOVE」では、甘酸っぱいような切ない恋をたっぷり表現。ちなみにこの 「TRUE LOVE」 は、チェッカーズが解散して1曲目の曲だったこともあり、
❝ 僕ら終わったわけじゃなくて、まだまだ未来があるんだよっていう歌詞になってますね ❞
というファンへの想いものせて作ったとか。この言葉に救われたファンの方はどれほどだったのでしょうか。
ソロ10枚目のシングル「Another Orion」は、その歌声の奥深さを堪能できる壮大なバラード曲。
「君と君の涙が教えてくれた 人をこんなに愛せることを」
たとえ遠く離れていても、夜空には同じオリオン座が見える。離れた相手への想いの強さと切なさに、心揺さぶられます。すごいなと思うのは、藤井フミヤさんが歌うと、その歌詞の想いと一緒に美しい夜空の光景までもが伝わること。
2016年にリリースされたアルバム「大人ロック」に収められた「 GIRIGIRIナイト」はノリのいいロックチューン曲。MVは音楽番組風のセットの中で、踊りながら歌ってらっしゃいます。(そうだ。この方踊りもできるんだ。逆になにができないの?というシンプルな疑問。)そしてこういう楽曲にもやっぱりはまるその歌声。表現力の幅の広さに驚かされます。
2020年4月8日には、藤井尚之さんとの『F-BLOOD』で、3年ぶりとなる待望のオリジナルアルバム「Positive」が発売されるそう。全曲が作詞:藤井フミヤさん × 作曲:藤井尚之さんということで、これは買います。楽しみです( *´艸`)
話は戻って、藤井フミヤさんの魅力その③
“芸術の才能”
1993年、31歳の時にアート活動を始められ、その当時はまだ一般的でないMACやCGを使用。その完成度の高さから、様々な媒体で取り上げられ、グッズも販売されるほどに。その後は、 絵筆やペンなども使い、油彩画やペン画、水彩画、カッターを駆使した「ハリエ」や「キリエ」 など独自の表現の幅を広げていらっしゃいます。
驚くのは、それまで芸術の勉強をしたことがなく、全て独学とのこと。(なに?なにができないの?そして努力もできるの?欠点ないの?)ご本人いわく、「常にいろいろな技法を試すので、今なお発展途上。」とのこと。これからの作品も楽しみです。
藤井フミヤさんの魅力その④
“ 強烈なオーラ”
『日本武道館 カウントダウンライブ2017-18』を視聴。…なんでしょう。あのオーラは。これが何十年もスターであり続けているということなのかと身震いしてしまうほどのオーラでした。
超満員のフロアに、圧倒的なオーラを放ち、軽やかに踊り歌う姿はスターそのもの。そしてそれを見るファンの皆様の盛り上がりのすごさと幸せそうなお顔に、藤井フミヤさんのプロとしての本当の魅力を感じました。ファンの方、ぜひおすすめのライブDVDを教えてください。
藤井フミヤさんの魅力その⑤
“ファンへの想い”
個人的に、スターであり続ける方というのは、謙虚な姿勢を持ち、とにかくファンの方を大事にすることが大切なのかなと、いろんな方をお調べしながら思うこと。藤井フミヤさんも例外ではなく、たくさんの言葉と態度でそれを感じ取ることができます。
「この職業は引退がない。だから生きている限り歌います。」
「ステージの上で歌わせてもらえてるのは、来てくれるみんなのおかげです」
「長く続けるためには、やっぱり努力が必要だよね。」
「ファンに動かされているし、生かされている。」
「幸せになるには『美しい心』を持つこと」
「辛いことも楽しめ」
「“ 自分が持っているものの中で、一番の宝物は? ”と訊かれたら「ファン」と答えます。」
これらは藤井フミヤさんが発した言葉。(なにこれ。心までイケメンなの?)デビューしてからも変わらずこの思いを持ち続けているその姿勢に、どこまでもついて行きたいと思える。まさに根っからのスター。
そしてファンクラブの会報の最初のページには、フミヤさんからファンへのメッセージが必ず載っているそうで、面白かった映画や、楽しかった観光地のことも教えてくれるそう。大好きな憧れのひとが、身近に感じられるって嬉しいんですよね。ファンへというより一人の人間として接してくれる感じ。ファンの方は幸せですね。
もしも「藤井フミヤを語る会」があれば、きっとこれ以外にもたくさんの魅力が出てきて、会の終わりが見えないはず。そしてその会、すごく楽しそう。
きっとこれからもずっと変わらない。スター『藤井フミヤ』さんが発信する表現に今後も注目していきたいと思います。
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